Y字路 公開制作

本日は府中美術館にて敬愛する横尾忠則氏の公開制作。
横尾氏の筆さばきを4時間近くも(しかも一番前で)見ることが出来たとてもとても有意義な一日でした。
前半筆があまり進まない横尾氏は(自分でも描きたくないと仰ってました)色々なお話をしてくれたのでそっちのほうがむしろ嬉しい。
肉体を酷使して産んだ絵画の意味や、僕の大好きな「Y字路」についても考察を淡々と語ってくれて僕はちょっと涙が出そうになってしまいました。
「僕はどうして絵を描いているんだろう?と思いながら死んで行くと思う」
という印象に残る一言。
「仕事を通して自分と自分の肉体と向き合う」という当たり前のような言葉も横尾氏に言われるとかなり胸熱でした。
後半(というか終了時刻過ぎてから)やっとエンジンがかかったようにノって来た横尾氏を見ているとなぜか私まで一緒に描いているような気持ちになってしまいました。
ああ。。明々後日も行ってしまいそうです。

写真は「北文京区」という架空の区に存在する「Y字路」(未完成)
暗闇の中に強烈に浮かび上がるモチーフがヤバ過ぎる。

写真-10.JPG
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2011-12-20

たまにはスーツも着ます!

写真-9.JPG
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